地震の日

やっと少し気持ちが落ち着いて来たので、忘れないためにまとめておこうと思います。

前日、私たちは思い立って熱海に泊りに行き、大黒でハンバーガーを食べて13時半くらいに帰宅しました。
ダーはこの日も休みだったから、コーヒー一杯飲んで「床屋に行って来る」と車で出かけた直後でした。
私は部屋で音吉と遊んでいて、長く揺れていたので不安を感じている時に、足元からゴゴゴゴゴゴゴと地鳴りが・・・・
それで、ヤバいと思ってオトをケージに入れた瞬間にドーンと突き上げられたような感じになり激しく揺れました。
近くにあったパソコンラックにつかまってないと(地べたに座っていたんですが)動いてしまう感じで。
そのうち正面にあったコーヒーメーカーが落下して粉砕し、思わず叫んで、ダーを呼んでいました。
つかまっていたパソコンラックの上に置いていた物が全部落ちて来ました。
向かいにある、シンクの引き出しが全部前に出ているのが目に入りました。
隣の部屋にあった本棚の本も全部落ちました。
怖くて怖くて・・・もしかしたらもうこのまま死ぬのかもしれない、ついに来ちゃった、と半分覚悟を決め、それと同時に車で出かけたダーが心配でたまりませんでした。
もうダーに会えないで死ぬのかな、と思ったら本当に切なかった。

少し収まってから震える指ですぐに電話したんですが、もう電話は繋がらず・・・・
落ち着かなくちゃ・・・と思い、冷静にと言い聞かせて「そうだ。テレビ!」と思い立ってテレビをつけたら、テレビの中でヘルメットを被ったアナウンサーが「只今東北地方と関東地方に大きな地震が来ました。皆さん落ち着いて行動して下さい。海岸線にいる方は津波が来る恐れがありますので、今すぐに高台に移動して下さい!!」と繰り返し繰り返し言っていて、なんだか映画の中にいるような・・・とてもすぐに現実とは思えませんでした。

しばらくしたらダーが帰って来た音がしたのですぐにベランダに飛び出てみました。
けど、足がすくんで下に迎えに行く事は出来ず、ダーが居間に入って来たのを見たら、安心して号泣していましました。
ダーは入って来て、部屋の惨状を見て驚き、私を強くハグしてくれて「よかった。無事だったか。」と。ダーも泣いてました。

ダーは運転している時にどっかのおばちゃんがガソリンスタンドで右往左往してるのを見て「何だあの人?」と思っていたそうです。
けど、町の人の様子が何かおかしいと思って止まったそうです。
そしたらすごい勢いで車が揺れていて、ふと見たら郵便局の建物がすごい勢いで揺れているのや、電線がビュンビュン揺れてるのを見て「地震だ!それもデカイ!!」と分かったそうで、すぐに郵便局の駐車場に車を入れたそうです。
私が泣いているだろうと思ってすぐに電話くれたらしいんですけど、やっぱりもう電話は通じなくて、すぐに戻って来たそうです。

けど、ダーは警察官だから。(いつもは公言しないんですけど、今回だけ特別。)
しばらくしたら「緊急出勤しないと」と、パンを食べて着替えて、私に「二日分の泊りの荷物作って」と言い、私は余震の中泣きながら荷造りをしました。
電車は動いていなかったからバイクで出かけました。
玄関で「気をつけてね」ともう一度ハグした時、泣かないようにしようと思ったけど、やっぱり泣いてしまいました。
ダーは「辛抱我慢。この家は鉄筋コンクリートだから潰れる事はない。慌てて外に飛び出したりしないで中に居る事。しっかり守ってくれ。それじゃあ言って来る。」と言い残して出かけました。

幸い当日中に帰って来る事が出来、聞いたら隣の班の人はすぐに東北に向かったとか。

警察官だけじゃなく、自衛官も消防官も民間人も、みんなみんな無事でありますように。
なるべく沢山の方の命が守られますように。

こういう時にも仕事を優先しなくちゃいけない仕事の夫である事は不安です。
でも、心から誇りに思ってます。
今日も泊りです。

なお、義弟は宮城に単身赴任中ですが、一度「無事です。工場の設備がめちゃくちゃです」とメールが来ました。
よかった・・・(けど、その後連絡が取れていません。ニュースに釘付けです。)
ダーの実家の人たちも、息子くん家族も、娘の家族も、私の実家の父も姉たちも、みんな怪我もなく無事でした。
本当にありがたい事だと思っています。

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