アイロンかけ

昨日、彼の家に泊まり、彼は今朝は仕事だったので6時に起きてでかけました。
私は一度帰宅して猫たちの面倒みてからまた夕方に来る事にしてるんだけど(今日も泊まります(〃∇〃)☆)、今日は特に急いで帰らなくちゃいけない事もないので、洗濯物をしまうついでに彼のシャツにアイロンをかけました。
仕事用のは「形状記憶」のシャツなのでノーアイロンでいいやつなんだけど、プライベートで着てるシャツはただの綿シャツで、いっっつもよれよれなのが気になってはいたんだよね。
でも、以前はよく「女房面するな」と言われたので、余計な事すると傷つくのはこっちだったから・・・最近彼の態度は変わって来たし、土日はここに来るのが当たり前って感じで、いわゆる「週末婚」みたいになっているからそろそろいいかなと思って。
ぶっちゃけ自分の服はアイロンかけなくちゃいけないようなものはひとつもないので、アイロンかけるのは8年ぶりぐらいでした（爆）
それでなくても元ダンナからはシャツにアイロンかけるの下手とよく叱られたので(元ダンナは超のつくお洒落な人でしたから)かなり緊張しましたし、アイロンは苦手だと思ってたんだけど、ネットで「シャツのアイロンのかけ方のコツ」みたいなのを一杯検索して研究してからかけたら（笑）結構上手にかけられました♪
それどころか、アイロンかけるの楽しくなっちゃって、ハンカチにも全部アイロンかけちゃった。ぶはは。
彼のシャツにアイロンをかけながら、前に不倫してた彼の事を思い出しました。
その人はいつも綺麗にアイロンのかかったシャツを着て、アイロンのかかったハンカチを持っていた。
私はそれを見る度に「奥さんもこの人を愛しているのだな」とすさまじいほどの罪悪感に苛まされ、それと相反して100%の嫉妬も。苦しかった。
今、彼のシャツにアイロンがかかっていても誰も嫉妬はしてくれないと思うけど（笑）好きな男のシャツにアイロンをかけられる関係でいられる事を幸せだと思った。
なんかどんどんフツーの女に成り下がって行くわ（笑）
彼がアイロンかけた事に気づいた時、おそらく「ありがとう」と言ってくれると思う。
「こんな事しなくてよかったのに」とも言うかもしれない。
でも、結婚しちゃうと「やって当たり前」になっちゃうんだよね。どうしてなんだろうね。
亭主のシャツにアイロンをかけられる事が幸せと思える女房で、自分のシャツにアイロンをかけてくれた事を感謝できる亭主でいられたら、おそらくは一生お互いに幸せなのに。